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緑内障とは

我々は、眼で見たものを脳に伝えることで、見たと認識します。眼で見たものを脳に伝える仕事をしているのが神経です。この神経の障害が速い疾患を緑内障と言います。

分かりやすいたとえを使うと、カメラ(眼)で写したものは、ケーブル(神経)介をして、テレビモニター(脳)に映し出そうとしましょう。上手く映らない場合はカメラの異常か、ケーブルの異常か、テレビモニターの異常かを検査すると思います。ケーブルの異常が、緑内障の状態です。

我々は、神経の傷み具合などを参考にして、緑内障の診断をします。しかしどの程度傷んだら緑内障と診断するのかは、明確な基準がありません。以前は視野検査で異常があれば、緑内障と診断していた時代もありましたが、最近では、神経乳頭などを画像解析することで、以前よりも正確に診断できるようになってきました。しかし診断困難な症例では、悪くなっていくかどうか、何年か見ていかなければ分からない症例もあります。

一般的には、緑内障は眼圧が高い方が神経が障害されやすい事が知られておりますが、個人差があるため、低くても緑内障になる場合も多く認めます。

 

眼圧が高くない状態(緑内障なし)

眼圧が高い状態(緑内障あり)

眼圧が高いと視神経が押されてへこみが大きくなる

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神経と言うのは、不思議なもので、多少傷んでも正常と同じように見えてしまいます。しかも緑内障は、、何十年かけて非常にゆっくりと進行し、末期になるまで視力が良好な場合が多いのです。そのため初期には非常に気がつきにい疾患です。ここが緑内障の落とし穴で、眼で困っていないため、眼科を受診しないことがとても多いのです。緑内障は高齢者に多い疾患ですので、検診を受けて、緑内障のチェックをすることをお勧めします。進行してくると視野障害を来し、視力ても低下し、最終的には失明することもあります。この理由は、傷んだ神経を直すことが出来ないためです。

仮に神経が70%傷んでしまったら、これは現在の治療では直すことが出来ません。残り30%の神経で、生きていくしかないのです。この30%の神経をできるだけ長く持たせることが緑内障の治療になります。ですので緑内障の治療をしても神経が良くなって良く見えることはないのですが、治療をしないと早く傷んでしまい見えなくなる可能性があります。

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